小学生のころからアメリカのヒット曲が大好きだったが、
特に1964年初頭のビートルズに触発された音楽シーンには気が気でなかった。
65年の秋くらいから業界紙のビルボードのHOT100にも気を止めるようになっていた。
年末にヒットしたバーズのTURN!TURN!TURN!や
サイモン&ガーファンクルのSOUND OF SILENCE を聴くに及んで、
私の頭の中ではこの繰り出してくる素晴らしき音楽を逃すまいということになった。
当時の日本のヒットチャートとは無縁の音楽達を何とかするには、
自分で作るしかないと思ったのである。
早速英単語記憶のカードに曲名を書き込み、
毎週それを並べ替えて順位付けして表にするという作業であった。
勉強もクラブ活動も続けながらの作業はどれだけのものだったかは定かではない。
ここに至って再度じっくり眺め検証してみたい。

なお、別の拙ブログでも随想誌にて音楽のことを綴っている。
ご興味のある方は是非訪れていただきたい。

2012年7月23日月曜日

音楽簿1966年7月23日号







順当に「レッド・ラバー・ボール」が№1に。この曲、全米では7月9日の2位止まりだった。その時の1位はBeatles「ペーパー・バック・ライター」で、HITTABLEでは最高17位、今週43位であった。HITTABLEちょっと評価が低くすぎたかなとも思う。ところで、今週は12位まで赤丸なしの無風状態。中身はHOTだが・・。その12位、LouChristieの「Rhapsody in the Rain 」は全米№1ヒット「恋のひらめき」に続く第2弾。題名はバッチリだが失念したためYOUTUBEのお世話になった。いわゆる2番煎じというもの。13位赤丸は「悲惨な戦争」という著名な完全モダンフォーク。エレキもドラムスもない骨董品のような感じとなってしまっている。21位の急上昇3週目はマンフレッド・マンの気になる曲。これもYOUTUBEを開くと、ギターかき鳴らしの印象邸な曲であった。後にたくさんのカバー曲が出ている。Gene Pitney, BruceSpringsteen, The Everly Brothers, Rod Stewart, Elvis Costello等々。いわば「通」の歌となった。5月に全英№1となったが全米では29位止まり。日本のヒット・チャートなど問題外だが、アメリカン・チャートも当てにならない。HITTABLEでは21位しかも赤丸だからいい線行っている。来週どこまで上げるかな?