小学生のころからアメリカのヒット曲が大好きだったが、
特に1964年初頭のビートルズに触発された音楽シーンには気が気でなかった。
65年の秋くらいから業界紙のビルボードのHOT100にも気を止めるようになっていた。
年末にヒットしたバーズのTURN!TURN!TURN!や
サイモン&ガーファンクルのSOUND OF SILENCE を聴くに及んで、
私の頭の中ではこの繰り出してくる素晴らしき音楽を逃すまいということになった。
当時の日本のヒットチャートとは無縁の音楽達を何とかするには、
自分で作るしかないと思ったのである。
早速英単語記憶のカードに曲名を書き込み、
毎週それを並べ替えて順位付けして表にするという作業であった。
勉強もクラブ活動も続けながらの作業はどれだけのものだったかは定かではない。
ここに至って再度じっくり眺め検証してみたい。

なお、別の拙ブログでも随想誌にて音楽のことを綴っている。
ご興味のある方は是非訪れていただきたい。

2012年10月28日日曜日

音楽簿1966年10月29日号





日本の曲としてはHITTABLE初の№1。サベージの「この手のひらに愛を」であるが、今ではマイナーな曲だろう。何故ここまで上がってきたかは今となっては不明と言うしかない。7位のFOUR SEASONSの曲はスタンダードにもなった佳曲。8位のHERB ALPERT&TIJUANA BRASSは当時全米で大ブームであったアメリアッチというスタイルのバンドで、軽快な曲想のヒットの一つであった。MONKEESが急上昇。



2012年10月21日日曜日

音楽簿1966年10月22日号






「チェリッシュ」が2週連続トップ。今から見ても5位までは今でも魅力あるエバーグリーンヒットである。問題は6位に上がった「この手のひらに愛を」であって、聞き直すと赤面の歌謡曲だった。「夕日が泣いている」なんかも強いが同様。40位にあのMONKEES「恋の終列車」初登場。WALKER bros.も出てきました。秋の夜長は音楽三昧に限る。





2012年10月14日日曜日

音楽簿1966年10月15日号






何とビックリ。11位から一気に1位の「チェリッシュ」。演奏のASSOCIATIONは「アロング・カムズ・マリー」に続くシングルが、全米でも9月24日から3週トップの大ヒット。今聞いても本当いい曲。66年の代表かもしれない。大ヒットから46年後の今年。PAT METHENY のカバー集でも取り上げられたのも嬉しかった。作曲のTERRY KIRKMANも誇らしく思っているだろう。そのかわり「アニーとボンボン」もだいぶ離されたし、同じ4週目の勢いすごかった「ターン・ダウン・デイ」が息切れしちゃったね。



2012年10月7日日曜日

音楽簿1966年10月08日号





先週に引き続き文字描きがさらに丁寧になっているHITTTABLE。毎回赤印上昇曲が多くて気合がはいいている証拠。今週トップの「我が心のシンフォニー」はGARYLEWIS & PLAYBOYSの、今から見ると後期ヒットで全米では徐々に人気が下がってきた頃のもの。HITTABLEではそんなこと関係なく良い曲は上がってくる。ところで▼印は下降の意味ではなくて、★印ミリオンセラーの格下印。3位の「ターン・ダウン・デイ」はスゴイ勢いだが、11位の「チェリッシュ」12位の邦題「アニーとボンボン」も来たぁ~。ビーチ・ボーイズは神のみぞ知るの」のA面「素敵じゃないか」も、永遠の名曲だが当時は結局鳴かず飛ばずの評価だった。