小学生のころからアメリカのヒット曲が大好きだったが、
特に1964年初頭のビートルズに触発された音楽シーンには気が気でなかった。
65年の秋くらいから業界紙のビルボードのHOT100にも気を止めるようになっていた。
年末にヒットしたバーズのTURN!TURN!TURN!や
サイモン&ガーファンクルのSOUND OF SILENCE を聴くに及んで、
私の頭の中ではこの繰り出してくる素晴らしき音楽を逃すまいということになった。
当時の日本のヒットチャートとは無縁の音楽達を何とかするには、
自分で作るしかないと思ったのである。
早速英単語記憶のカードに曲名を書き込み、
毎週それを並べ替えて順位付けして表にするという作業であった。
勉強もクラブ活動も続けながらの作業はどれだけのものだったかは定かではない。
ここに至って再度じっくり眺め検証してみたい。

なお、別の拙ブログでも随想誌にて音楽のことを綴っている。
ご興味のある方は是非訪れていただきたい。

2012年4月16日月曜日

音楽簿1966年4月16日号




46年後の予想を覆してROLLING STONESの「19回目の神経衰弱」がトップを奪取。ところで前作「As Tears Go By」の邦題は「涙あふれて」が正解で「涙枯れても」は私の間違い。HITTABLEでは4位とまりだったが、今回は首位奪回である。というのも、もし私のチャートがあと半年早ければ、あの名曲中の名曲「サティスファクション」や続く「一人ぼっちの世界」は確実に1位になっていただろうから。「早く家に帰りたい」は息切れ早く後退。後々に残る名曲でもインパクトが揃わないと1位は取れないということか。となると次週1位は「ソウル&・・・」と予想したい。何せ4月2日から今週まで3週連続全米№1だから。きっと。McCOYSの「ハングオンスルーピー」がトップ10に登場。こういう曲を3コード・ロックンロールといってギターでもあれば私でも誰でも簡単に歌えたものだ。65年10月の全米№1。34位初登場の「スループ・ジョンB」はトラディショナル・フォークソングのリメイクだとは知っていた。メロディの新鮮味はないがB・ウィルソン流のアレンジでどこまで上がるかが興味深々。あと急上昇PETER&GORDONの「ウーマン」は確かP・マッカートニー作、それと初登場トップSONNY&CHERからCHERの「バン・バン」は、どちらも哀愁のあるいい曲だけれども・・ちょっと歌謡曲っぽいから。