小学生のころからアメリカのヒット曲が大好きだったが、
特に1964年初頭のビートルズに触発された音楽シーンには気が気でなかった。
65年の秋くらいから業界紙のビルボードのHOT100にも気を止めるようになっていた。
年末にヒットしたバーズのTURN!TURN!TURN!や
サイモン&ガーファンクルのSOUND OF SILENCE を聴くに及んで、
私の頭の中ではこの繰り出してくる素晴らしき音楽を逃すまいということになった。
当時の日本のヒットチャートとは無縁の音楽達を何とかするには、
自分で作るしかないと思ったのである。
早速英単語記憶のカードに曲名を書き込み、
毎週それを並べ替えて順位付けして表にするという作業であった。
勉強もクラブ活動も続けながらの作業はどれだけのものだったかは定かではない。
ここに至って再度じっくり眺め検証してみたい。

なお、別の拙ブログでも随想誌にて音楽のことを綴っている。
ご興味のある方は是非訪れていただきたい。

2013年3月17日日曜日

音楽簿1967年02月11日号





seekersが手間取ったが、順当に1位を奪取。4位のlovin'spoonfulは昨年のヒットがHITTABLE誌創刊以前だったため、たっての希望で、今年に仲間入りをさせてもらった。Yardbirdsはかなり上がってきた。全米では振るわなかったが。今週は10位中5曲がイギリス勢で、ちょっとしたbritish invasionの再来となった。

2013年3月13日水曜日

音楽簿1967年02月04日号





seekersがあと一歩で届かずだが、3位のnancy sinatraとか4位のpeter&gordonの苦労人たちも頑張って這い上がった。7,11,14位はブリティッシュ侵略の余波である。「10年前の出来事」は当時のシングル盤を購入した珍しいお気に入りだが、世間の評価は?のためチャートにどこまで反映できるか疑問符が付きそう。下位チャートに空白が目立っているが、あまりヒットしなかった曲は、追跡物件ではなく別記録が残っていないため空となっている。

2013年3月9日土曜日

音楽簿1967年01月28日号




HITTABLE誌50週号おめでとう!間もなく創刊1周年。今週はまたまた、週替わり№1で、cyrkle第3弾のスマッシュ。全米では全く振るわないが、大応援の本誌では一気に来ました。イントロからオーボエやチェンバロ使ったバロック調でわかりやすいメロディ。「いとしのルネ」といい、当時ポップスとクラシックの融合の流行があった。ブルー・コメッツの「センチメンタル・シティー」が3位って・・失念、何?改めて聞いたが随分歌謡曲だった。9位まで上がった「何処へ」のB面だったが、こちらが3位まで来るとは、当時の想いとは隔たりが・・。かまやつスパイダースの「なんとなく」のほうが覚えがよかったかな。「この広い野原いっぱい~咲く花を、」森山良子のデビューです。

2013年3月6日水曜日

音楽簿1967年01月21日号




前3作は好位につけながらトップの座につけなかったfrance gallだったが、とうとうHITTABLE誌での初№1となった。やれやれ、何か応援団の団体票獲得の気分だが。これでこの1か月は全部1位が変わる珍しい月になった。そういえば、herb alpertもmamapapaもbeachboysも、若いが実績実力のあるグループやシンガー達が揃ってきたということか。注目は、seekersの「georgy girl」。イントロがスゴイから、もう当確だろう。彼らのHITTABLE創刊以前のビッグセラー「I'll never find another you」以来の大ヒットになるだろう。

2013年3月3日日曜日

音楽簿1967年01月14日号





何とびっくりトップはハーブ・アルパートとティファナ・ブラザースという日本ではマイナーな器楽演奏グループのこれまた無名のミュージカル「メイム」の主題歌である。HITTABLE創刊以前時代に「蜜の味」の全米№1曲があったりだが、あちらでは凄まじい人気者である。今までの活躍へのオマージュの意味もあっての1位かもしれない。となると、次週は・・・?