小学生のころからアメリカのヒット曲が大好きだったが、
特に1964年初頭のビートルズに触発された音楽シーンには気が気でなかった。
65年の秋くらいから業界紙のビルボードのHOT100にも気を止めるようになっていた。
年末にヒットしたバーズのTURN!TURN!TURN!や
サイモン&ガーファンクルのSOUND OF SILENCE を聴くに及んで、
私の頭の中ではこの繰り出してくる素晴らしき音楽を逃すまいということになった。
当時の日本のヒットチャートとは無縁の音楽達を何とかするには、
自分で作るしかないと思ったのである。
早速英単語記憶のカードに曲名を書き込み、
毎週それを並べ替えて順位付けして表にするという作業であった。
勉強もクラブ活動も続けながらの作業はどれだけのものだったかは定かではない。
ここに至って再度じっくり眺め検証してみたい。

なお、別の拙ブログでも随想誌にて音楽のことを綴っている。
ご興味のある方は是非訪れていただきたい。

2012年5月21日月曜日

音楽簿1966年5月21日号



ここのところ上位陣が不動固まっている状態。その壁を乗り越えられない曲にたしょうがっかり。フランス・ギャルの新曲は邦題「すてきな王子様」。30位初登場だが、決してアイドルに夢中だったわけではない。作者のゲーズブルグがわかりやすいメロディを連発していた時代であったようだ。後に「ジュ・テーム」という大ヒットを作曲しているが、とにかく彼の旋律というのはどっかで聞いたようでも、初めてのメロディというところがすごい。次週辺りは66年に恥じない佳曲を期待します。